適用されない場合2
同じく、闘争行為、自殺行為、犯罪行為などの時も重大な過失とみなされるのです。対人・対物賠償保険も同じく対象外となるかといえば、そうではありません。これは、賠償保険に関しては、「被害者保護」という観点から、被害者は加害者を選べませんので、運転者に違法行為があっても概ね補償の対象となるのです。
それから、車両保険では、故障と事故が区別され、エンジントラブルや、車の欠陥、部品の消耗などは故障と考え、車両保険金の支払対象とはなりません。ただし、故障に関しては、消耗品を除けば、特約で付帯した場合のみ、1年に1度支払われる場合もあります。
判りにくいのは、タイヤのトラブルです。車両保険では、タイヤのみに生じた損害は補償されないのです。衝突事故や車の盗難時に、その車の他の部分と一緒にタイヤも損害を受けたという場合には補償されますが、パンクやパンクと見分けがつかないいたずらなどは、車両保険の支払対象とはなりません。ただし、故障時の応急処置などは「ロードアシスタントサービス」のサービスに含まれている場合もありますので、その時は、積極的に活用するとよいでしょう。